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011.MetaMaskを準備しよう(後半)

前回の手順を思い起こしましょう。

手順は次のようになります。

1.MetaMaskを起動させ、自分のアカウントを作る。

2.暗号資産(仮想通貨)販売所とMetaMaskを接続する。

3.暗号資産(仮想通貨)を販売所からMetaMaskへ出金する。

前回は、1と2を考えました。

今回は3になります。

3.暗号資産(仮想通貨)を販売所からMetaMaskへ出金する。

前回の最後のところで、ポリゴン(MATIC)の受け取りアドレスを手に入れることができました。

次は暗号資産(仮想通貨)販売所での設定になります。

私は初回の暗号資産(仮想通貨)販売所として、Coincheckを利用しました。

コインチェック

ここでCoincheckに ポリゴン(MATIC)の残高がないようでしたら、500円分購入しておくと話の流れに沿って進めることが出来ると思います。

「MetaMask」の受け取りアドレスは、数字とアルファベットの長い文字列になります。これを正確に打ち込む必要があります。それで、コピー&ペーストすると良いでしょう。

同じ端末(スマホやパソコンなど)で財布の「MetaMask」と「Coincheck」を開きます。そうすると、コピペしやすいと思います。繰り返しますが、この記事ではポリゴン(MATIC)の受け取りアドレスで話を進めています。イーサリアム(ETH)ではありませんので、ご注意ください。

受け取りアドレスの文字列は、クリックすると自動的にコピーされます。便利な仕組みになってますね。

両方を同じ端末で開けないときは、どうしたらいいの?

文字列をコピーして、メールで送って、ペーストかなぁ。手作業で書き写すのは、ちょっと無理かも。

基本的にどこの販売所でも同様の設定になると思いますが、「Coincheck」で話を続けます。

「Coincheck」を開きますと、アプリですと「ウォレット」タブ、ブラウザ版ですと左側あるいはメニュー内の「暗号資産の送金」に進みます。

次に暗号資産(仮想通貨)の種類を選びます。今回は、ポリゴン(MATIC)です。アプリですと画面内に表示されているでしょうか。ポリゴン(MATIC)を押して、「送金」を押します。ブラウザ版ですと「送金する通貨」の所で選択できます。

「暗号資産の送金」と表示されている画面になります。

ここで、送金先を追加することになります。「送金先」と書いてある項目で、「追加/編集」と表示されているところを押しましょう。

送金先リストが出ますので、ここで「新規追加」を押します。

次の画面で設定を進めます。通貨は「ポリゴン」、宛名は任意ですが「metamask」にすると分かりやすいかもしれません、アドレスには先ほどコピーした文字列をペースト(貼り付け)して、サービス名を「プライベートウォレット(MetaMask等)」にします、受取人種別は「本人への送金」、ここまで打ち込めましたら、「SMSを送信」を押します。携帯電話宛に届いたコードをSMS認証用コードの欄に入力します。

そして「追加する」をクリックしますと、送信先リストに追加されます。

これでポリゴン(MATIC)を「Coincheck」から「MetaMask」に送金することができるようになりました。

「暗号資産の送金」の画面に戻りましょう。

送金する通貨は「ポリゴン」、送金先は欄をクリックすると今ほど登録した送金先が表示されるので選択し、送金目的は任意のものになりますが「国内の商品代金の決済」あたりを選択し、送金額に送りたいポリゴン(MATIC)の数量を入れます。

申請内容を確認して次に進み2段階認証後に確定すると送金になります。

この時に、本当に送金できるか確認のため、初回は少額を送金してテストしてみることをお勧めします。私は 0.1 MATIC をテスト送金してみました。「Coincheck」では手数料と合わせて 0.2 MATIC になります。

私は正しく送金できなくて何回かキャンセルし、三度目でようやく無事に送金できました。

どうやら「MetaMask」の受け取りアドレスを間違えていたようで、ポリゴン(MATIC)の受け取りアドレスではなく、イーサリアム(ETH)の受け取りアドレス宛に送っていたようです。よくわかりませんが。

このような間違いをしますと暗号資産(仮想通貨)が永久的に失われてしまうこともあるようです。今回はキャンセル扱いになりましたので、返却されましたが、同じミスをしないためにも、まずは少額でテスト送金すると良いでしょう。

無事にポリゴン(MATIC)を「MetaMask」に送金できたでしょうか。

ポリゴン(MATIC)の購入方法については、「002」の記事を見てみよう。

イーサリアムの購入方法が説明されているけれど、同じ方法でポリゴン(MATIC)を購入できるよ。

すぐには反映されていないかもしれませんが、「MetaMask」で残高を見てみましょう。0 MATIC だったところが送金した額に変わっているでしょうか。

送金作業は毎回慎重になるかもね。

今回はポリゴン(MATIC)の送金について考えました。いつかイーサリアム(ETH)も送金したくなるかもしれません。イーサリアム(ETH)も同じ手順で設定します。その時はイーサリアム用の受け取りアドレスが必要になりますので間違えないでくださいね。

イーサリアムは値段が高い暗号資産(仮想通貨)ですので、ポリゴン(MATIC)を少額使って何回か送金の練習をしてからイーサリアムの送金に進むと安心かもしれません。私はそのようにしました。

ちなみにイーサリアム(ETH)の購入は DMM Bitcoin と、GMOコイン を使いました。

[DMM Bitcoinの受付は現在一時休止中です 2024年6月]

GMOコイン

さて、ここまでで「MetaMask」の準備をすることができました。財布の機能として欠かせない働きをします。

ですが、この記事の執筆中に、OpenSeaから新機能についてのメールが届きました。

そのメールによりますと、OpenSeaは電子メールを使用したウォレット作成を導入するということでした。メールさえ使えればOpenSeaに新たに設けられた財布の機能を使えるということです。つまり「MetaMask」なしで、メールアドレスだけでウォレットを作成し、クレジットカードやデビットカードの購入をサポートして、購入、販売、転送できるそうです。

まだ始まったばかりの機能ですので、利用者は多くはないかもしれません。そうしますとネット上の情報が限られてきますので、これから始める場合などにはハードルが少し高いかもしれません。すぐにNFTを試してみたいようでしたら、今までの方法で「MetaMask」経由にすると確実かもしれませんね。

次回は「OpenSea」に入っていきたいと思います。

投資をしないとしても暗号資産(仮想通貨)にはリスクが伴うから、慎重にね。購入は暗号資産(仮想通貨)販売所での説明を読み込んで勉強してからにしよう。

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