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010.MetaMaskを準備しよう(前半)

前回はMetaMaskのインストールまでお伝えしました。

特にGoogle Chromeの拡張機能として利用することを前提として進めてきました。

MetaMaskは、他にもアプリが提供されていますので、アプリをインストールして使うこともできますし、Google Chrome以外のブラウザでも拡張機能として使うことが可能です。

今回は、MetaMaskの役割と設定についての説明(前半)となります。

画像を使って説明したいのですが、画像の無断使用はどうなのかなと思いまして、文字のみでの説明とさせていただきます。

今までも画像が使われていないのは、そのような理由なのですね

前回お伝えしましたように、MetaMaskなどのウォレットには暗号資産(仮想通貨)を入れておく財布のような機能があるということでした。

財布ですので特にセキュリティーを意識して、注意深く進める必要があります。暗号資産(仮想通貨)販売所の口座利用もそうですが、フリーWi-Fiは使わないことをお勧めします。

手順は次のようになります。

1.MetaMaskを起動させ、自分のアカウントを作る。

2.暗号資産(仮想通貨)販売所とMetaMaskを接続する。

3.暗号資産(仮想通貨)を販売所からMetaMaskへ出金する。

この3ステップで考えてみましょう。

まずは、1番目です。

1.MetaMaskを起動させ、自分のアカウントを作る。

MetaMaskをGoogle Chromeの拡張機能としてインストールされたようでしたら、拡張機能から、あるいは右上にピン留めしたマークから起動します。アプリでしたら、アプリをクリックして起動します。

MetaMaskから歓迎される画面になりますので、「開始」を押します。

2択の画面表示になります。

今回は、初めてアカウントを作るので、「作成」の方を選択します。

MetaMaskからの連絡が表示されますので、確認後に「同意します」を押します。

パスワードを作成する画面になります。任意のパスワードを決めて、設定しましょう。

次回以降のログインで必要になるから、無くさないでね

続いて「リカバリーフレーズ」を保存する手順に移ります。

「リカバリーフレーズ」とは何のことでしょう。初めて目にする単語かもしれません。

私は初めてでした。

でも、ご安心ください。

続く画面で「リカバリーフレーズ」を説明する短い動画を見ることになります。

見終わって理解されましたら次へ進んでください。

シークレットリカバリーフレーズが表示される画面になります。

モザイクで見えなくなっている箇所を押しますと、12個の文字が表示されます。

これが「リカバリーフレーズ」です。それぞれの番号に対応する単語が表示されますので、正確に記録してください。

これはパソコンが壊れた時などに、別の端末でウォレットを復元させる場合に必要になります。

リカバリーするためのフレーズということですね。

そうなんだよ。

これを無くしてしまっては、いざという時に復元は不可能となり、ウォレット内の暗号資産(仮想通貨)類は全て失ってしまうことになります。それで正確に記録し、大事に保管しておいてください。そして他の人には教えないでください。他の人が勝手に復元してウォレットの中身を持ち去ることのないためです。

記録しましたら次の手順に進みます。

続いては、12個の文字を正確に記録したか確認されます。

MetaMaskが幾つかの単語を尋ねてきます。対応する番号の単語を先ほどの記録を見ながら選択してください。

成功しますと設定完了となります。お疲れ様でした。

ブラウザの拡張機能の場合、ピン留めマークを入れておくと、常に画面右上にキツネマークが表示されるようになりますので便利になります。

もし何らかの理由で記録を紛失してしまった場合には、MetaMaskの設定から「セキュリティーとプライバシー」を見ますと「リカバリーフレーズ」を確認することができます。

2.暗号資産(仮想通貨)販売所とMetaMaskを接続する。

MetaMaskの設定が完了しましたら、次に行うのは暗号資産(仮想通貨)販売所からMetaMaskへ出金できるように接続設定をすることになります。

初期設定では、イーサリアム(ETH)には対応していますが、ポリゴン(MATIC)には未対応です。

それで、ポリゴン(MATIC)も対応できるように設定してみましょう。

注意点として、MATICは二種類あって、ポリゴン(MATIC)とイーサリアム(MATIC)というのがあるんだ。この記事ではポリゴン(MATIC)の方で話しているよ。

イーサリアム(ETH)しか使わないとしても、まずはポリゴン(MATIC)で接続して出金処理を練習してみると安心かもしれません。

接続手順を誤ると、正しく出金できなくて暗号資産(仮想通貨)を失ってしまう恐れがあるからです。

では、MetaMaskを起動してください。ログインパスワードの入力が求められると思います。

パスワードを入力してログインします。

MetaMaskの画面が表示されたでしょうか。

また新しい画面だね。

使えるかなぁ?

大丈夫。すぐになれると思うよ。

画面には少し大きな文字で「0 ETH」と表示されていると思います。

イーサリアム(ETH)の残高がゼロということです。

ではポリゴン(MATIC)に切り替えてみましょう。画面左上に注目してください。

イーサリアムのシンボルマークを見つけることができるでしょうか。暗号資産(仮想通貨)販売所でたびたび目にしてこられたと思いますが、同じマークです。そこをクリックします。

そうしますと、「ネットワークを選択」という画面になります。

ここで「ネットワークを追加」を押します。

検索窓と一覧リストが表示されたでしょうか。

下のリストから「Polygon Mainnet」を探して右の「追加」を押します。

紫色のポリゴンのシンボルマークも確認できると思います。

「このネットワークを追加しますか?」という画面になりますので、下の「承認」を押します。

追加されますので、「Polygon Mainnetに切り替える」を押します。

メッセージが表示されますので、確認してから「了解」を押します。

これでポリゴン(MATIC)にも対応できました。

画面左上に注目してください。先ほどとは異なり、ポリゴンのシンボルマークが表示されているはずです。そして残高は、0 MATIC ですね。

左上のシンボルマークのところからETHとMATICの切り替えができるよ。

ポリゴンになっている画面で、「0 MATIC 」と表示されている上の方をご覧ください。何やら数字やアルファベットの文字列があります。これがポリゴン(MATIC)の受け取りアドレスです。このアドレス宛に販売所から出金すると自分の財布(MetaMask)の中にポリゴン(MATIC)が送られる、という仕組みになっています。

次は、この文字列を暗号資産(仮想通貨)販売所で指定して出金するという手順をお伝えいたします。

投資をしないとしても暗号資産(仮想通貨)にはリスクが伴うから、慎重にね。購入は暗号資産(仮想通貨)販売所での説明を読み込んで勉強してからにしよう。

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